―私が目指す地域づくり―
*生まれた環境や性別にかかわらず差別されない地域社会の構築*
*対話を通じた市民力の向上
・情報格差の解消
・学びあいの場づくり
・水平の人間関係の構築
*教育、就労環境改善
・メンタル予防ケア事業(相談窓口の拡充)
・義務教育現場へのTT+α体制の確立
・教育サポート職員の賃金と雇用体制の見直し
・ギフテック教育の導入(渋谷区の事例をもとに石巻のオリジナルをつくる)
・こどもの第3の居場所づくり
*子育て、介護、療養者のいる世帯へのレスパイト事業
・シングル家庭の児童扶養手当制度の見直し
・ぴあサポータ育成、サポート体制の構築
・シェルターの設置
*3人以上出産した女性へのGIFT事業
・産後ケアの拡充
・セルフケアの学びの場
・5名以上出産した女性へは表彰制度
*ヘルプカードと合理的配慮の認識と周知
・互助力の醸成
・社会復帰のサポート体制の再構築
「すべての市民が自らの力で自身の人生の選択ができ、自分らしく生きるを叶える」
実現します!
1.生活者の視点から公費を使用せず、仲間と共に知恵を結集し選挙戦に挑みます!
*生活者の視点を忘れず、最善を尽くします。
*多くの知恵を結集し、それぞれの価値観でしあわせを紡ぎます。
*公費は一切使用しません。
- 自動車一般郵送契約 64,500円×7日=451,500円
- 自動車借り入れ 16,100円×7日=112,700円
- 自動車燃料供給 7,700円×7日=53,900円
- 自動車運転手雇用 12,500円×7日=87,500円
- 選挙運動用ポスター 1,313円×410枚=538,330円
- 選挙運動用ビラ 7円73銭×4,000枚=30,920円
2. 生きてきた環境や性別にかかわらず差別されない環境をつくります!
*対話による協働のまちづくりを目指します!
- 多様性を認めあい、他人を否定せず、変えられることにのみ言及し 老若男女問わず住民が主役のまちづくりを目指します。
*地域における女性活躍の推進と課題解決を目指します!
- 女性が市政運営に対する意見を発信できる場を設け、市政運営の参考とするだけではなく政策形成過程へ参画する女性の人材育成を行います。
*女性や若者の教育、雇用環境の改善と経済的自立を目指します!
- 臨床心理士、コーチ、メンタルヘルス、レジリエンス、ポジティブコミュニケーション・トレーナー等による 相談窓口の設置を行い、教育、雇用環境の改善、経済的自立に必要な学びの制度を確立します。
上記以外には、
・不登校、引きこもり対策として、特別支援学校ではすでに導入されている、授業を支える「ティーム・ティーチング」(TT)の導入や教員向けのメンタルケア制度の確立。
・シングル、機能不全家族へのレスパイト支援制度の確立。
*子育て世代、介護世代についてもニーズにより考慮する。
・下記、仙台市での制度の概要を参考にし、70歳以上で、運転に不安があり運転免許証を返納された方、75歳以上の高齢者には石巻市の公共交通機関状況にあわせた敬老乗車証の発行を行う。
*仙台市で実施している敬老乗車証の概要*
交付対象:仙台市内にお住いの70歳以上の方
利用範囲:市バス、地下鉄、宮城交通バス
利用者負担金:1,000円のチャージにつき100円 ※介護保険料所得段階に応じて50円
チャージ場所:区役所・総合支所の窓口
入金可能額:1年間(10月1日~翌年9月30日)12万円まで
カード種別:一般用と福祉割引用(対象となる手帳をお持ちの方)の2種類
・みなさんの夢を応援します!!!
*それぞれが考える人生設計を達成するまで寄り添います。
など、市民サービスの在り方について当事者の声に寄り添った市民参加型の政策勉強会を開催することで
「できない、前例がない」ではなく「どうやったらできるか、前例がないなら創ろう」とそれぞれの声が響きあう協働のまちを目指したい。
【決意表明】
2022年5月15日告示、22日投開票の石巻市議会選挙に出馬する予定で準備をスタートしました。
2011年3月11日の東日本大震災を経験し、私自身当時の記憶は途切れ途切れですが、甚大な被害状況を目の当たりにした時「生かされた自分は何かしていないと生きている意味がないのではないか。」そんな自問自答を繰り返しました。
学歴も特別な職歴や経験もなく、研究者でもない、ただの一市民の立場で災害によって生活が一変した当事者として、子どもたちの夢を守りたいと願う親として、地元や全国のたくさんの方々のご支援を受けながら2011年5月、PTA 仲間と共にNPO法人「石巻復興支援ネットワーク通称:やっぺす」を立ち上げ12月に法人化、さまざまな事業に取り組んでまいりました。
発災直後から、石巻には全国からたくさんの支援者が来てくださいました。
しかし、活動はできても外部から来てくださった支援者の方々とコミュニケーションをとるためにどこから何をすればいいのかもわからない。
自分たちが取り組もうと思うことを伝える術もない。
自分の無力さばかりが目につき、学歴へのコンプレックスのせいか、多くの支援者のコミュニティに関わることができない時期がありましたし、心を病みながら仕事をしていた時期もありました。
一方で、苦しい精神状態の中で、本当の意味で寄り添い、支えになってくれた優しいつながりや仲間もできました。
そして、活動の中で関わってきたすべての方々と「子育て支援」「仮設住宅、復興公営住宅のコミュニティ支援」からスタートし「仕事づくり」「創業・起業家支援」「人財育成スクール」「復興コーディネート」「ナカジマコーポレーションさまとの協業事業として、無事かえるシリーズの監修」「ママ子ども食堂」「女性の活躍推進」と復興のフェーズに寄り添った事業を発展的に継続することができました。
自分が失敗しても、傷ついても、それでも地域の子どもたちに夢をもつことを諦めてほしくないと願い、立ち止まっても前を向き、少しの時間でも学び続けながら継続してきた活動も10年という節目で新しい代表にバトンをつなげることができました。
なかなか収束がみられないコロナの影響の中で、震災からの復興は見える形でどんどん進んでいる一方で顕在化した根深い地域の諸課題。
DV、子どもの虐待、理解されづらい子育てや介護の課題、「貧困」や「機能不全家族」への支援はまだまだこれからです。
子ども食堂や相談窓口を設置することでみえてきた、緊急性が高い、女性や子どもたちが一時的に身を寄せる「シェルター事業」等スピード感をもって展開することもできました。
私は震災前から 12 年ほど地元でボランティア活動を続けてきましたが、その経験があっても活動当初は、地域の現状について、必要な支援について言葉で伝えることができませんでした。
私に根気強く寄り添い、耳を傾け、関係性に上下を感じさせず、水平の関係性の中で応援くださった方々が育ててくださいました。
その優しいつながりを石巻市というフィールドで共に築いていきたい。
生きてきた環境や性別にかかわらず「特別な誰かが」ではなく、「普通の誰もが」受け入れられ、それぞれができることで応援しあい「自分らしく生きるが叶えられるまち」を目指し微力でも無力ではない自分を信じて歩み続けられる対話をたいせつにしたまちづくりを目指します。
私と共に手を携え「もし自分だったら」と思いを巡らせ、互いを認めあい躊躇せずに社会とつながる環境づくりを共に紡いでください。
ひとりでは何もできませんが
みなさんと共に創っていくために粉骨砕身努力して参ります。
2022年4月20日 兼子 佳恵